宮田村の景観を考える会2016年度事業報告

事業名

祇園祭の賑わいを活かし、宮田宿の再発見と交流を楽しむ事業

 

総事業費

1,689,050円

 

補助金

長野県地域発元気づくり支援金、宮田村地域づくり支援事業補助金


事業内容

歩く人もまばらで駐車場の目立つ宮田村の「まちなか」だが、宮田宿の歴史を今に伝える町屋・蔵・水路などが残り、祇園祭の賑わいは続いてきた。「まちなか」は、歩いて暮らせる、歴史を活かす、お年寄りも障がいをもった人もみんなが生き生きできる地域の拠点として、とても大切な場所である。

 

本事業は、歴史的町並みの景観の中に複数の福祉施設が近接して立地する特徴を活かしながら、障がい者を含む地域の住民が歴史・文化を味わい交流し、賑わいを再生することを目的として、「まちなか福祉オープンカフェ」、「まちなか探検ガイドツアー」、「まちなか博物館」、「まちなか交流会」、「まちなか広報グッズ」の各事業を相互に連携させつつ展開したものである。

事業効果

下記の通り、すべての事業で当初の数値目標を達成した。延べ30を超える団体・企業等との連携が実現し多数新聞記事に取り上げられたことで、「まちなか」を<歴史・文化・福祉・賑わいが共存>する<新しいタイプの中心市街地>に再構築しえる可能性が見いだせた。

 

まちなか福祉オープンカフェ売上・募金

目標100,000円

実績154,434円

達成率154.4%。

 

まちなか探検ガイドツアー参加者

目標40名

実績47名

達成率117.5%。

 

まちなか博物館来館者

目標90名

実績398名

達成率442.2%

 

まちなか交流会参加者

目標60名

実績72名

達成率120.0%。

今後の取り組み

本年度の取り組みで得たビジョンを活かし、「まちなか」で企画・実施されている各種事業を戦略的に相互連携することで、<歴史・文化・福祉・賑わいが共存>する<新しいタイプの中心市街地>の機能の再構築を目指す。

 

具体的には、今年度事業のバージョンアップを図りつつ、各種団体・企業との連携を一層強化し、中央アルプスジオパーク構想と連携した観光客の誘導事業、まちなかマーケット、まちなかブランディングワークショップ等の新たな展開を目指す。